内視鏡のスペシャリストによる最高の検査と治療を

内視鏡検査とは

内視鏡とは体内にある空間を観察するための機器です。

先端に小型カメラ、またはレンズを内蔵した太さ1cm程の細長い管を
口あるいは肛門より挿入し、食道、胃、十二指腸や大腸の内部などを
観察し、治療を行うこともできます。

消化管の検査では、これほど確実な情報が得られるものはありません。
医療機器や技術の発達により、応用範囲も広がり、内視鏡で得られる画像も
現在ではどんどん鮮明になってきています。

また、内視鏡でガンや潰瘍などの治療も可能になってきました。診断・治療ともに、今やなくてはならない重要な検査です。

現在も進歩しつづける内視鏡治療

内視鏡学会では毎年新しい治療法が発表され専門医たちがしのぎを削っています。

たとえば…

胆道結石(胆石の仲間)は内視鏡から管を胆道に入れて除去できます(1週間くらいの入院ですみます)/食道静脈瘤はかって死亡率が高かったのですが現在は内視鏡で治療するのが一般的です(1週間くらいの入院ですみます/脳卒中などで寝たきりになった方に胃カメラで胃瘻という栄養チューブを取り付けます(在宅が可能となります)/胃潰瘍の出血は昔は手術していましたが現在は内視鏡で止血処置をおこないます/食道がせまくなり食事のできなくなった方には内視鏡で拡張したりステントを挿入したりします/痔も内視鏡で治療できます(日帰りで可能です)

さらにお腹に小さな穴を開けてここから腹腔鏡という特殊な
内視鏡をいれて手術をする腹腔鏡手術が盛んになりました。

全身麻酔で行う手術ですのでポリープ切除のように
簡単な手術ではないのですが、従来の開腹手術よりもはるかに
傷が小さいので術後の痛みが比べ物にならない位小さいのです。

最近話題のCO2について

一般的には内視鏡検査時に通常空気を送気するのですが、最近では二酸化炭素(CO2)を使用している施設が増加しています。

理由は、二酸化炭素は、空気に比べ体内への吸収は200倍以上も
ある点で、体内に吸収後速やかに呼気時に肺から
排出されることにあります。

患者さんのメリットとしては、吸収・排泄が早いことにより検査中の胃、大腸の過度の拡張時間が
短縮され、腹部膨満感は検査後に速やかに消失し、検査後に腹部膨満で痛みや苦しむことが無い点です。
上部内視鏡検査の場合、経鼻内視鏡とCO2との併用で検査時の嘔吐反射に加え送気による
ゲップも少なくなり、検査後の腹部膨満感がないので早くに食事も普通に食べられます。

下部内視鏡検査でも、観察時の腹部膨満感や、
それに伴う痛みの軽減、検査後に鎮痙剤の効力の消失に伴う
痛みおよび排ガスも無くなります。

また、もともとCO2は体内で作られ肺から外へ
放出されるものですから安心です。

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